The Murph Challenge 2021 in CrossFit Nakamozu

様々なジムでも挑戦されております。

どうも皆様。


記事をご覧くださり誠にありがとうございます。


さて、私がスタッフ体当たり企画で実践した「The Murph Challenge 2021」の記事はご覧になりましたか?


まだご覧になっていない方はぜひご覧くださいませ。先に上記の記事をご覧になってからこの記事をご覧になる事をオススメいたします。

MURPH CHALLENGEとは?

5.11Tacticalのプレートキャリアは世界中で加重ベストとして活用されており、その地位を築きあげたのがこの「MURPH」というトレーニングです。

MURPHはローンサバイバーという映画の実話で、レッドウィング作戦で殉職したNAVY SEAL’sのマイケル・P・マーフィー中尉(享年28歳)が考案したトレーニングメニューで、生前は「BODY ARMOR」と名付けられており、彼が大好きであったメニューとされております。2005年の8月18日にCROSSFIT.comが彼の死を悼み、マイケル・パトリック・マーフィー中尉の名前をとって「MURPH」というメニューを彼の29歳の誕生日に確立しました。CROSSFITの世界大会であるCROSSFIT GAMESの2015年にメニューの一つとしてMURPHが実施され5.11TacticalのTactec plate carrierが使用されました。


The"MURPH"

1.6㎞走

100回懸垂

200回腕立て伏せ

300回スクワット

1.6㎞走

以上のメニューを男性は20LBS、女性は14LBSのプレートキャリア(防弾チョッキ)を着用して実施する体力・筋力・精神力が試されるメニューとなっております。映画アメリカンスナイパーの主人公となったクリスカイルがデザインした5.11Tactec Plate CarrierにWeight Plateを搭載し、前述のハードなメニューをこなします。懸垂・腕立て伏せ・スクワットで各部の筋肉は悲鳴を上げ、プレートキャリアを着用していることで身体に熱がこもりおびただしい量の汗が流れ、満身創痍の身体で走る1.6kmは永遠の時間に感じ、何度もこのメニューから脱落したいと思うほど心が悲鳴を上げるメニューになっております。


アメリカの祝日には5月の最終月曜日がメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)という祝日になり、殉職した軍人を追悼する祝日になっております。この日にMURPHに挑戦して、彼が好きだったメニューを身体で感じ英霊の凄みを自分の身体で体感し、殉職した英雄を追悼するという方々がおられます。このトレーニングメニューは普段から体を鍛えている鍛えていない関係なく、自分でこなすことができる運動にカスタムしたり回数を減らしたりなどして、老若男女問わず終わらせることを目標に挑戦しておられます。


規定の動き(作法)ばかりを重んじるのではなく、達成しようする精神(心)が大切とされております。

CrossFit Nakamozu

今回は、このMURPH CHALLENGEを開催したいとCrossFit Nakamozu様よりご要望がありました為、弊社がプレートキャリアを協力させていただきました。※今回は特別に無償でレンタルをしております。



このジムでは、MURPHを完遂することを目標に老若男女問わず挑戦してくれました。


もちろん、プレートキャリアを着用して挑戦することは素晴らしいですが、無理をせずプレートキャリアを着用せず、自身ができる動きで挑戦することも大切です。

1 Mile RUN(1.6㎞走)から始まりました。

まだ、スタートしたてで元気いっぱいの表情ですが、この後に襲い掛かる懸垂・腕立て伏せ・スクワットがこの元気な表情をぶち壊してくれます。

1 Mile RUN(1.6㎞走)を走破したものに襲い掛かる100回の懸垂です。

ランの疲労感とプレートキャリアの重みが懸垂をより一層困難なものに仕上げてくれます。

併せて襲い掛かる200回の腕立て伏せです。

プレートキャリアの重さのお陰で初めは10回刻みで出来ていたリズムが、腕の筋肉の疲労により5回刻みとなり、3回~2回と減っていきます。

200回終わらせるという時間が永遠のようにも感じます。

更に追い打ちの300回のスクワットです。

懸垂や腕立て伏せに比べると、まだ簡単ですが300回という膨大な回数は挑戦者の足の筋肉と精神を追い詰めていきます。

いよいよ最後の1 MILE RUN(1.6㎞走)です。

懸垂100回、腕立て伏せ200回、スクワット300回をこなした満身創痍の身体では、ラストスパートを切りたくても身体が動いてくれないという過酷な状態です。

永遠の距離とも感じられる1.6㎞の道のりを走破し、いよいよMURPHを終わらせることができました。


MURPHを完遂したときは、数日寝込みたいほどの疲労感ですが達成感もはかり知れません。


これは挑戦した者しか味わうことができないものです。



無事にCrossFit Nakamozu様も、怪我人なくMURPHを終わらせることができました。


弊社から貸し出したプレートキャリアをご活用くださり誠にありがとうございました。

来年は記事を読んだ皆様と共にMURPHができることを楽しみにしております。

プレートキャリアのレンタルについてのお問い合わせにつきましては、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

この動画は緊急事態宣言が発令されていない時期に撮影されております。

※この記事を書いたスタッフもMURPHを終わらせてから記事を執筆しております。

https://www.youtube.com/watch?v=wJc0znjmeg0

※CROSSFIT GAMESというCROSSFITの世界大会では2015年~2016年に2年連続で種目の一つとしてMURPHが実施され、5.11TacticalのTactec Plate Carrierが採用されました。耐久度はもちろんの事、着け心地やクッション性、ホールド感が評価された結果だと考えられます。また、種目は変わりますがCROSSFIT GAMES2018では種目は変わりますが、THE BATTLEGROUNDという種目でAll Mission Plate Carrierが採用されました。


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