SPARTAN RACE NIIGATA BEAST 2021

どうも皆様。

G-2でございます。

私が何者かわからない方は、ブログのトピックスを「スタッフ体当たり企画」に変更してみてください。


 さて、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、様々なイベントに自粛が強いられている中ではございますが、感染対策を実施した中でSPARTAN RACEが開催されました。2021年のSPARTAN RACE OKINAWA SUPER・YOKOSUKA SPRINTに続く第3弾のレースとなります。


SPARTAN BEASTとは全長 21km/13Mileの道のりに30個の障害物となっておりSPARTAN RACEの中では上級者向けに設定されております。SPARTAN RACEとは走る、飛ぶ、登る、越える、持つ、運ぶ、ぶら下がる、這うなどトータルのパフォーマンスが求められ、BEASTにはさらに揺るがない決意が試されます。予測不可能かつ巧みに設計されたコースや障害物の数々は、肉体・精神ともに追い込み、自身の限界を打ち破らなければ達成することのできない非常に過酷なレースです。


今回は過酷なレースをジムの仲間たちと共に走るので、ふざけた格好は無しで挑みます。



!新しいレース様式!

新型コロナウイルス感染症の感染拡大しており、イベントを実施するというだけで批判されるかもしれない昨今の状態で、会場に入場する前にサーモグラフィーによる検温、フェスティバルエリアでのマスクの着用厳守、障害物のたびに手指の消毒などの感染予防対策を実施して開催するという事になりました。



!今回のレース!

 今回のコースマップも2年前のSPARTAN NIIGATA BEAST同様にスタートから3kmにかけて600m駆け上るという怒涛な坂道から始まります。

この坂道を再び上るのか…と思うだけで既にメンタルは消沈しております。



3.2.1...GO!!

いよいよ、スタートです。

その日人類は思い出した。
スタート直後の坂道の恐怖を…
(脚が攣り)走りたくても走れなくなる屈辱を…

登り坂2㎞地点

登り坂の2㎞地点です。
この時点で既に疲労困憊して寝込みたくなるほど足に疲労がたまってしまいます。

しかし、あと1㎞のぼりがあるというただの恐怖でしかありません。

Obstacle...

スパルタンレースは強烈な登り坂を克服するだけのレースではありません。トータルバランスを要求してくる障害物が襲い掛かってきます。

回転する主軸に取っ手が付いていて、その取っ手を伝い反対側まで行くTwisterという障害物です。

毎回コツがつかめずに落ちていましたが、今回は手も滑らずいい感覚だったため、簡単に攻略することができました。

Olympus...



鎖・ホールド・穴などのモノを活用し壁伝いに反対側まで行く障害物です。
脚の踏ん張りを利かせ、手の引っ掛かりを利かせることが重要です。

※ちなみに、ケツを突き出しすぎて屁が出ました。

小休止



10㎞地点が過ぎたあたり少し休憩しましょう。すでに、足の筋肉がピクピクと嫌な兆候がでてきております。

タイムを競う競争のカテゴリーでエントリーをしているわけではありませんので、コンディションの維持は大切です。

匍匐前進…

スパルタンレースお馴染みの低鉄条網です。
匍匐前進やローリング、ハイハイなどで通過する障害物になります。

この時点で14㎞程すでに活動しておりますので、仲間の一人が後方で匍匐しながら寝るという神業を発揮しました。

匍匐前進が終わった後には、内転筋が攣るという強烈な追い打ちにも身体を蝕まれました。

吊り輪雲梯…



スパルタンレースお馴染みの吊り輪雲梯Multi Rigです。

良く晴れた日の吊り輪は滑ることがありませんので、楽々通過できました。

今回のレースは、これでぶら下がる系の障害物はすべて完遂しました。

ハードルの乗り越え

一般男性の胸部ぐらいにある高さの角材乗り越えです。

この時点で既に18㎞程活動しているため、疲労困憊で足もパンパンです。

しかし、確実に近づきつつあるゴールに向けて足を止める訳にはいきません。

※ちなみに、飛び越える瞬間に力んで屁が出ました。

重量物の牽引

40㎏ほどある鉄製のそりを引っ張る障害物です。

いつもならば足の踏ん張りを使って一気に引くところが今回はすでに脚が死んでいるため、上半身の力だけで引っ張りました。

ゴールまであと2㎞



ほぼすべての障害物を乗り越え、いよいよゴールまで2㎞程の下り坂のみとなりました。

何回も足が攣り、何度も心が折れ掛けましたがようやく終わりの時が見えてきました。

この写真を撮るまでは、全員死にそうな顔をしておりましたが、ここまで来れば写真の表情も輝きだします。

やっとゴールが見えてきた!

スパルタンレースの最後を飾るのは、例の如く燃え盛る(?)炎です。

終わり間際の最後の力とテンションで身体の疲労の状況を考えずにジャンプするので、実はこの障害物が足が攣りやすかったりします。

ファイアージャンプ!

炎を飛び越えいよいよフィニッシュです。

6時間10分をかけ戦いを終えることができました。

共に喜びを分かち合う

登り坂・疲労・攣り・空腹・障害物・地形等さまざまな要素が我々を潰しにかかってきましたが、苦難を乗り越えました。
共に苦難を乗り越えた仲間たちと味わう達成感は格別なものです。

文明の利器の偉大さ

行きは必死に上った登り坂も帰りはリフトで楽々です。
45分近くかけて登った坂も文明の利器にかかればものの5分で終わらせてしまいます。

下界に降りてようやくひと段落の記念撮影です。
21㎞を走ったとは思えない溌剌した表情です。

!今回の装備品!

今回の装備品は、さすがに爆走戦闘服するわけにはいきませんでした。

しかしながら、被ることが嫌だったため、タクティカルハーネスにハイドレーションキャリアーをつけ、メディックバッグを2つ装着しております。

41191XA 5.11 JAPAN TEE



ポリエステルとコットンの混合生地で着心地がいい5.11JAPANの限定Tシャツです。

どんな服装にも合うチャコールカラーをベースに黒でロゴを印字しております。


これを着る事によりいつでもどこでもブランド愛を示すことができます。

73335 Vandal Short 2.0

下衣につきましては、抜群の軽さを誇るVANDAL2.0です。リップストップ生地で強度を持たせながら、側面は大胆なメッシュにすることで通気性の良さと軽さを実現しております。日ごろのフィットネスでも着用し、SPARTAN RACEで何度も着用しておりますが破れ知らずのタフな奴です。水切れもいいので、水辺などで遊ばれるときのボトムウェアにもいいかもしれません。(濡れると張り付きますので必ずインナーを着用してください。)

!レースを終えて!

2021年3回目であるSPARTAN RACEを走りましたが、やはりスキー場の21㎞というものは容易ではありませんでした。


85㎏の巨体には登り坂は足に来るようで、何度も足を攣ってしまいました。しかしながら、障害物についてはすべて攻略しているため私の中ではイーブンと言ったところでしょうか。


2021年も無事にメダルをそろえることができたので、ひとまずひと段落が付いたかと思われます。


2022年も3つ揃える気概で挑もうと思っておりますので、皆様こうご期待くださいませ。




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