脅威からの防護・加重への活用
どうも皆様。
記事をご覧くださり誠にありがとうございます。
さて、多くのお客様は弊社の陳列してる品で「これは何に使うんだろう?」と疑問を持つ商品があると思います。本日はその中でもずば抜けて使用用途がわかりにくいかと思われる「56100 Tactec Plate Carrier」をご紹介させていただきます。
日本ではなじみがないためイメージがつきにくいかもしれませんが、自らに脅威を及ぼす弾丸から体を守るために鎧として使用することができます。ちょうど胴体部分の急所を守る程度の布面積となっておりますので、重傷を負うリスクを少しでも低減することができます。
しかしながら、この商品自体には銃弾を防ぐ性能は持たされておりません。内部に銃弾を止める素材を挿入することで、初めて効果を発揮します。
上記の画像のように、危険をかえりみず使命や任務を果たすプロフェッショナルの命を守るために使われる商品です。
このような運用方法が56100 Tactec Plate Carrierの本来の使用方法といっても過言ではありません。
それでは、機能面を見ていきましょう。
前面は、レーザーカットされたマジックテープのメスの部分とナイロンのテープが縫い付けられた構造になっております。どちらもMOLLE(Modular Lightweight Load-carrying Equipment)という規格に対応した寸法で縫い付けやレーザーカットがされておりますので、上記右の写真のようにMOLLEに対応したポーチを拡張することが可能です。また、レーザーカットされたマジックテープのメスの部分はポーチを拡張する以外にも自分の好きなPATCHを装着するという事も可能です。
背面は、前面と同様にレーザーカットされたマジックテープのメスの部分とナイロンのテープが縫い付けられております。もちろんMOLLEの規格に対応しております。前面との違いはうなじの部分にドラッグハンドルという引っ張りだせる取っ手が付属しております。これは、負傷した仲間を安全な場所まで引きずってでも迅速に退避させるための取っ手となります。よく映画では担いで退避させるシーンをご覧になると思いますが、我が身に脅威を及ぼす者は、仲間を担ぎ上げる時に攻撃の手をやめてはくれません。1秒でも早く仲間も自分も退避せねばならないため、長めのハンドルを付けて引きずれるような仕様となっております。
By the way...
懸垂や腕立て伏せ、スクワットなどの動作でプレートキャリアが暴れないため、ストレスなくトレーニングの負荷を向上することができます。男性においては、上半身裸の状態で着用されている方もおりますが、素材はナイロン製のため擦過等が生じることがございます。上半身裸につきましては自己責任においてご着用ください。
自身の重さを活用したトレーニングの負荷を上げるために着用されることはもちろんですが、写真のように機材を活用した運動においても活用することができます。また、山や自然等の不整地のロケーションを利用することにより、足腰のトレーニングの負荷を増加させることも可能です。山や自然等を利用される場合は必ず安全に離脱できる程度でご利用ください。
How was it?
いかがでしたか?
ぱっと見は、脅威から自らの急所を守るための鎧にしか見えませんが、見方を変えると全く違う分野で活用できることをご紹介させていただきました。
防弾材を入れれば鎧として、重りとなる素材を入れると加重ベストとして活用できます。
もちろん、危険をかえりみず使命や任務を果たす方も鎧を加重ベストとして活用して自らの有事の時に備えてトレーニングをされている方もおられますが、そうでない方も日頃のトレーニングにこのような加重ベストを使用してみてはいかがでしょうか?
必ずあなたの身体を何かしらから守り変えてくれるべきものであると思っております。