The Murph Challenge 2020

NEVER FORGET...

どうも皆様。 


記事をご覧くださりありがとうございます。


CROSSFITというフィットネスはご存知でしょうか? CROSSFITとは「高い運動強度で実施する様々な実用的動作」と定義しているフィットネスで、人間が日々の生活で使う動作でトレーニングするフィットネスです。歩く、走る、座る、立つ、持ち上げる、担ぐ、押す、引く、引き上げるなどです。体操やウェイトリフティング、ランニング、腕立て伏せ、木箱に飛び乗り、ロープ登り、ケトルベル(分銅型の重り)を振り回したり等あります。


CROSSFITとなる前は軍隊の前線基地の兵士たちが、基地にある限られたものでトレーニングをしていたのが始まりです。ボディアーマーを着て腕立て伏せをしたり、ボディアーマーを着て走ったり、積み上げた弾薬箱に飛び乗ったり、鉄の棒の両端に水タンクや束ねた鉄条網を付けて重量挙げをしたり、戦車の砲塔にぶら下がって懸垂をしたりなどです。さらに、戦場や自然は人間の都合等を考慮してくれるものではないので、空いた時間を使ってランダムにトレーニングをしていたそうです。そういったトレーニングが民間のフィットネスの目に留まりCROSSFITという定義でフィットネスが生まれました。CROSSFITは前述のとおり「高い運動強度」で実施するため、1回のプログラムは1時間となっております。1時間のうちにウォームアップ、ストレッチ、ワークアウト(トレーニングの意味)、クールダウンと行います。CROSSFITのトレーニング効果として素晴らしい点は「ホッパーモデル」という規格を遵守しており、高強度で行われる機能的な動きが絶えず変化します。それにより、一つの分野に特化した体にならず、オールマイティな体になることができます。戦場や自然は人間の都合など考慮してくれない為です。

 

さて、このCROSSFITのトレーニングの中でも、私が最も大好きなトレーニングメニューが「MURPH」というメニューです。MURPHはローンサバイバーという映画の実話で、レッドウィング作戦で殉職したNAVY SEAL’sのマイケル・P・マーフィー中尉(享年28歳)が考案したトレーニングメニューで、生前は「BODY ARMOR」と名付けられており、彼が大好きであったメニューとされております。2005年の8月18日にCROSSFIT.comが彼の死を悼み、マイケル・パトリック・マーフィー中尉の名前をとって「MURPH」というメニューを彼の29歳の誕生日に確立しました。


MURPH

1.6㎞走

100回懸垂

200回腕立て伏せ

300回スクワット

1.6㎞走

以上のメニューを男性は20LBS、女性は14LBSのプレートキャリア(防弾チョッキ)を着用して実施する体力・筋力・精神力が試されるメニューとなっております。映画アメリカンスナイパーの主人公となったクリスカイルがデザインした5.11Tactec Plate CarrierにWeight Plateを搭載し、前述のハードなメニューをこなします。懸垂・腕立て伏せ・スクワットで各部の筋肉は悲鳴を上げ、プレートキャリアを着用していることで身体に熱がこもりおびただしい量の汗が流れ、満身創痍の身体で走る1.6kmは永遠の時間に感じ、何度もこのメニューから脱落したいと思うほど心が悲鳴を上げるメニューになっております。


アメリカの祝日には5月の最終月曜日がメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)という祝日になり、殉職した軍人を追悼する祝日になっております。フィットネスの愛好家の中では、この日にMURPHに挑戦して、彼が好きだったメニューを身体で感じ英霊の凄みを自分の身体で体感し、殉職した英雄を追悼するという方々がおられます。この方々はCROSSFITをやっているやっていないに関係なく挑戦しておられますが特にアメリカのクロスフィットのBOX(ジムの事)ではメモリアルデーの近辺で盛んに実施されております。英雄を決して忘れない彼らの姿勢に我々も見習うべきものがあると感じました。


さて、この記事を読んで興味やこみ上げる何かを感じた方は迷う必要はありません。


Tactec Plate Carrierを手に取り立ち上げる時です。


MURPHを挑戦することはもちろんですが、自らの任務や職務に活用したい(Weight Plateは防弾ではございません。)、アクティビティに活用したい、フィットネスでウェイトベストとして活用したいなんでも大丈夫でございます。


是非、英霊の訓練の凄さを身体で感じてみてください。

NEVER FORGET...

TacTec™ Plate Carrier
¥46,750
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All Mission Plate Carrier
¥64,350
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※CROSSFIT GAMESというCROSSFITの世界大会では2015年~2016年に2年連続で種目の一つとしてMURPHが実施され、5.11TacticalのTactec Plate Carrierが採用されました。耐久度はもちろんの事、着け心地やクッション性、ホールド感が評価された結果だと考えられます。また、種目は変わりますがCROSSFIT GAMES2018では種目は変わりますが、THE BATTLEGROUNDという種目でAll Mission Plate Carrierが採用されました。


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